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良いお年をお迎えください 2022

[2022.12.31]

今年も今日で終わりですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年、当院では、631件の全身麻酔の手術をいたしました。おかげさまで今年もすべての手術を自分で執刀できました。開院以来の全身麻酔手術が2,580件、うち鼠径ヘルニア手術が2,557件(腹腔鏡2,536件、開腹21件)となりました。2022年の全身麻酔手術631件で、今年は全てが鼠径ヘルニアの手術でした。鼠径ヘルニア手術631件のうち、片側561件、両側70件でした。腹腔鏡による鼠径ヘルニア手術が628件(TEP613件、TAPP8件、LPEC7件)、開腹による鼠径ヘルニア手術が3件でした。

今年も多くの医療機関より多数の患者様をご紹介いただきました。ありがとうございました。地元の横浜市以外からも、川崎市、相模原市、町田市、横須賀市、座間市、綾瀬市、大和市、厚木市、海老名市、茅ヶ崎市、逗子市、小田原市、藤沢市、秦野市、寒川町、葉山町、二宮町、世田谷区、大田区、目黒区、杉並区、豊島区、足立区、狛江市、八王子市、多摩市、調布市、府中市、稲城市、日野市、西東京市、埼玉県深谷市、千葉県印西市、四街道市、静岡県伊東市、富士市、静岡市、小山町、山梨県中央市、長野県王滝村、石川県金沢市、山形県寒河江市、京都府南丹市、青森県三沢市、北海道室蘭市より手術のためにご来院いただきました。今年はかなり遠方から来院していただくことが増え、北は北海道から、西は京都府まで、たくさんの患者様にご来院いただき、ありがとうございました。

今年は開院より5年の節目の年でした。この年末で開院以来、延べ2,580人の患者様の手術をさせていただきました。託してくださった患者様とご家族の皆様、ありがとうございました。一件でも多くの手術をしたい、そけいヘルニア手術だけは誰よりもうまくなりたいと思って開院し、次こそは完ぺきな手術をと一件一件手術を重ねてきました。2,000件を超えたあたりからでしょうか、おへそからカメラを入れて鼠径部を観察したときに、剥離をする層が明確に見えてきたような気がしています。お腹の中にカメラを入れてまずヘルニアの形を確認し、メッシュを敷くイメージを思い浮かべます。剥離していく際に、神経に当たらないように、血管を傷つけないように、ヘルニアの穴を確実に塞げるように慎重に剥離を進めます。メッシュを敷く場所は、解剖学的には誰でも同じ位置に敷くのが理想なのですが、体型やヘルニア門の大きさによっても変わるため、その人にあった過不足のない剥離が必要になります。最近は、この剥離するべき層やメッシュを広げる範囲が、瞬時に見極められるようになったことが最大の成果でしょうか。把持鉗子(はじかんし)という左手用の鉗子で組織をひっぱりながらテンションをかけて、右手の剥離鉗子で剥離をしたり、電気メスで切りやすくします。ちょうどハサミを使う時のコツと一緒で、柔らかいものをきれいに切るためにピッと引っ張って切ることがあると思います。外科手術では、組織を切りやすくするために、引っ張り上げてテンションをかけることを『カウンタートラクション』と呼んでいます。腹腔鏡では左手の把持鉗子で的確な場所を引っ張り上げることで、右手の剥離鉗子で無駄な力をかけることなく綺麗に剝がしたり、電気メスで正確に切ったりすることで、組織の損傷や出血を最小限に抑えることができます。最小限の剥離で最適な場所にきれいにメッシュを敷くのが理想的なヘルニア手術といえると思います。

今、手術がうまくなっている実感があってとても充実しています。手術の上達は私に手術を任せようという患者様一人ひとりの決断があってできることです。手術を受けに来ていただきありがとうございました。また毎日手術させていただけるのは地域医療の充実があってこそです。地域医療を支えているすべての方々に深謝いたします。なんでもできる外科医を目指していたのに、いつのまにか寝ても覚めてもヘルニアの手術に没頭する毎日を送っているというのは、人生というものは、なんとも不思議なものですね。来年もさらに手術の完成度を高めたいと思います。

脱腸・太ももの付け根のふくらみは、鼠径ヘルニアかもしれません。そけいヘルニアの日帰り手術なら、たまプラーザ駅徒歩3分、東名川崎ICより車で5分の『横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック』へご相談ください。

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