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そけいヘルニア(脱腸)の腹腔鏡手術

[2017.08.30]

腹腔鏡手術は内視鏡手術の一つで、炭酸ガスを注入して腹腔を膨らませ、おへそとおへそのまわりに二つ、3~15mmの穴を開けて、超小型カメラとマジックハンドのような鉗子を挿入して手術をします。日本では1990年代からそけいヘルニア手術にも腹腔鏡手術が普及しました。腹腔鏡手術だととても言いにくいので英語のlapaloscopyから「ラパロ」などと呼んだりしています。皮膚を切開するよりも腹腔からアプローチした方が脆弱になってしまっている筋膜を傷つけずに修復できるので、そけいヘルニアの治療法として優れています。もちろん傷が小さいですし、その分社会復帰も早いです。現在、そけいヘルニアの腹腔鏡手術には大きく分けて二つの術式があります。これまで主流であり近年急速に広まっているTAPP法、少数派ではあるものの腹腔内に入ることなく腹膜前腔で修復できるTEP法です。次回はこの二つの術式についてもう少しお話させていただきます。

脱腸・太ももの付け根のふくらみは、鼠径ヘルニアかもしれません。そけいヘルニアの日帰り手術なら、たまプラーザ駅徒歩3分、東名川崎ICより車で5分の 『横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック』 へご相談ください。

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