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高精細4Kカメラ OLYMPUS VISERA 4K UHD

本日は当院のカメラについてお話させてください。カメラと言っても腹腔鏡に使うカメラです。これがカメラですと言ってお見せしても四角い箱が積んであるだけなのですが、この部分は主に画像を解析してくれます。レンズ部分はスコープという直径5mmの細長い棒を通して腹腔内に入れます。そしてレンズから送られる信号を解析して、鮮明な画像を再現します。最近になって腹腔鏡手術の世界にも4Kが導入され、その時は電気屋さんのテレビ売り場で初めて4Kカメラの大型テレビを見た時のように感動しました。いずれは4Kカメラで手術したい、という思いをずっと抱いてきました。クリニックを開院するにあたって、まったく妥協せずに選んだカメラです。今使っていてとても満足しています。4Kともなると細部まで肉眼で見るよりもはるかによく見えます。精度の高い映像にすっかり慣れてしまったのですが、変わったことと言えば、画像が鮮明に見えるようになった分だけ、糸を結んだり、切ったり、縫ったりという動作ひとつひとつにもっとこだわるようになりました。腹腔鏡手術の基本動作なので、今更・・・と思われるかもしれませんが、時間をかけてより丁寧に、より正確に、これからも腕を磨いていきたいを思います。

この記事を書いたのは…

横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック | + posts

2002年山梨医科大学卒業。2008年長野市民病院でTEP法をみて衝撃を受ける。以来、鼠径ヘルニアの理想的な治療はTEP法だと確信して手技の研鑽を積む。2017年8月の開院から全ての手術を執刀。「初診から術後経過まで、執刀した外科医が責任を持って診るべし」が信条。好きな言葉は『創意工夫』

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