皆様、10連休はどのようにお過ごしですか。当院では、つい先日2台目の4Kカメラを導入しました。腹腔鏡手術を覚えた病院では、旧モデルも含めて、2-3台の本体と5-6台のカメラヘッドを代わる代わる使っていて、いざ点検や修理など必要な際には何かと便利でした。そのような環境に慣れていたため、開院当初より、2台目のシステム一式を手に入れることを一つの目標としてまいりました。まだ導入数も少ない最新型4Kカメラですので値が張りますが、手術件数500件を機に本格的に導入を検討しました。お陰様でご予約もたくさん頂戴し、この度ようやく手に入れることができました。利便性を考えて、全く同じモデルのシステム一式を揃えました。カメラヘッドも本体も2台ずつあるとやはり何かと便利です。この連休に設置作業を終え、新たな令和の時代に、気持ちも新たにより良い手術を目指して精進してまいります。
この記事を書いたのは…
2002年山梨医科大学卒業。2008年長野市民病院でTEP法をみて衝撃を受ける。以来、鼠径ヘルニアの理想的な治療はTEP法だと確信して手技の研鑽を積む。2017年8月の開院から全ての手術を執刀。「初診から術後経過まで、執刀した外科医が責任を持って診るべし」が信条。好きな言葉は『創意工夫』