2017年8月に開院以来、この度、鼠径ヘルニア手術の件数が1500件を超えました。自分の手で手術をし、一人でも多くの患者様を治すために開院したクリニックで、数多くの手術を手掛けることができて、大変ありがたく思っております。
先日、私が最初に勤めた病院でお世話になった先輩に声をかけてもらいました。何でもできる外科医を志していた当時を思いだしました。一日でも早く外科医として認められたい、一件でも多くの手術をしたいと思い、外科医の道を志す決意を固めた病院です。その時にお世話になった先輩が、東京ストーマリハビリテーション研究会を通じて、排泄機能にハンディキャップを持った人たちを支える活動を行っています。外科医として、熱く幅広く活動している姿が眩しく見えました。
私も、鬼手佛心、常に鬼の手と仏の心をもって向き合いたいです。
https://tsr-conference.com/
https://readyfor.jp/projects/tsr52-conference
この記事を書いたのは…
2002年山梨医科大学卒業。2008年長野市民病院でTEP法をみて衝撃を受ける。以来、鼠径ヘルニアの理想的な治療はTEP法だと確信して手技の研鑽を積む。2017年8月の開院から全ての手術を執刀。「初診から術後経過まで、執刀した外科医が責任を持って診るべし」が信条。好きな言葉は『創意工夫』