2026年4月の手術実績についてお知らせいたします。
鼠径へルニア腹腔鏡手術 61件(TEP57件、TEP/TAPP1件、TAPP2件、LPEC1件)
あっという間に4月が終わり、GWに突入しました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。4月もたくさんの患者様にご来院いただき、有難うございました。感謝申し上げます。引き続き、質の高い日帰り手術が継続できるように精進してまいります。
今月の手術件数は、過去最高となる61件でした。手術件数もさることながら、難易度の高い症例が続きました。膀胱癌術後が1例(TEP)、前立腺癌術後が3例(TEP2、TAPP1)、Nuck管水腫が2例(TEP2、うち1例は両側Nuck管水腫)、手拳大以上の大きなヘルニアが7例、両側同時手術が8例(うち両側Nuck管水腫が1例、右初発左再発が1例)と、ヘルニア専門クリニックとしての力量が試された1か月となりました。両側鼠径ヘルニアの1例では、虫垂炎腹膜炎術後で右が初発、左が他院ONSTEP法術後再発と難しい両側手術もありましたが、腹腔内を確認したのち、右鼠径部全体に癒着が強い右側はTEPで対応、左側のONSTEP法再発はTAPPで対応できました。ONSTEP法はあまり広まっていない術式で、ONSTEP法術後の再発症例は初めての経験となりました。ONSTEP法とは鼠径部切開法からの前方アプローチの手術で、前方と後方(腹膜前腔)に跨るようにメッシュを留置する術式です。初回手術時に前方後方の両方の層を操作するため、再発時のアプローチ方法は切開法か腹腔鏡かを慎重に見極めなければなりませんが、TAPPでの腹腔内操作で修復しております。
一般的な施設では腹腔鏡手術ができないといわれた方でも、当院では対応できる場合がありますので、お困りの方は、一度、外来にてご相談ください。

