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鼠径部の構造的な弱点~男性編~

[2017.08.10]

前回、構造的弱点があることをお話させていただきましたが、今日はこの構造的弱点についてもう少し詳しくご説明させてください。

そけいヘルニアは、いわゆる「脱腸」と呼ばれてきた大変ポピュラーな病気で、男性が罹患する確率が高いのも特徴です。そこには男性特有の事情があります。というのも、精子が生きるには人間の体温が高すぎるため、睾丸が腹壁を通って体の外へ出ます。その時に通った穴や通路(そけい管)が構造的な弱点となってしまうという男性に特有の理由です。そうすると筋力が弱ってきたというだけでも、穴に腸が入り込んでそけいヘルニアになります。

もともとそけい部は、皮膚と腹膜の間を支える筋肉が3つしかありません(外腹斜筋、横筋筋膜、腹膜前筋膜)。周りは5つの筋肉(外腹斜筋、内腹斜筋、腹横筋、横筋筋膜、腹膜前筋膜)で支えているのと比べるとただでさえ弱い上、そけい管と呼ばれる睾丸が通った穴と道が残っているので、なにかしら力がかかると腹壁の穴が広がり、腸が飛び出してしまいます。例えるならば、タイヤの一部分を削って空気を入れると中のチューブが飛び出してしまう様なイメージでしょうか。

次は女性の構造的弱点についてのお話をさせていただこうと思います。

そけいヘルニアの状態-1-300x225

脱腸・太ももの付け根のふくらみは、鼠径ヘルニアかもしれません。そけいヘルニアの日帰り手術なら、たまプラーザ駅徒歩3分、東名川崎ICより車で5分の 『横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック』 へご相談ください。

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