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腹圧について ~そけいヘルニア(脱腸)~

[2017.08.18]

ここまで構造的な弱点のお話をさせていただきました。どれだけそけいヘルニア(脱腸)になりやすいか、というお話だったんですが、今日は何をきっかけにそけいヘルニア(脱腸)になるのかということを少しお話させてください。

そけい部は3つの筋肉で支えられていて、他の部位よりも少ないこと、そしてそけい管という通路が通っていることはお話させていただきました。そこに、腹圧と呼ばれるお腹に力がかかることをすると脱腸のきっかけとなります。トイレでいきむとき、息を止めて腹の底に力を込めますよね。まさにその時、そけい部に力がかかっています。これはトイレだけのお話ではなく、咳やくしゃみでも同じ力がかかっています。ですので、肺炎になった方、たばこを吸われる方、よく咳をする方は、そけいヘルニア(脱腸)になるきっかけがそうでない方より多いです。あとは、重いものを持つときにお腹に力を入れますよね。こちらもそけいヘルニア(脱腸)のきっかけになります。

そけいヘルニアの患者様に何がいけなかったのか、とよく聞かれますが、こういったごく日常的なことの積み重ねが原因となってしまうことがほとんどです。ですから、何かしたから、そけいヘルニアになってしまったのではないかと落ち込むことはありません。腹圧がかかるすべての日常生活の動作が鼠径ヘルニアの原因になりうるので、なってしまった場合は、早めに治すことが大事です。

なぜ鼠径ヘルニア(脱腸)になるのか?

 

鼠径ヘルニア(脱腸)を放置するとどうなる?

 

鼠径ヘルニア(脱腸)はどうやって治すのか

脱腸・太ももの付け根のふくらみは、鼠径ヘルニアかもしれません。そけいヘルニアの日帰り手術なら、たまプラーザ駅徒歩3分、東名川崎ICより車で5分の 『横浜青葉そけいヘルニア・外科クリニック』 へご相談ください。

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